WordPressでお問い合わせフォームを作成するなら、Contact Form 7 は定番のプラグインといえるでしょう。無料で利用でき、柔軟性が高く、動作も軽いため、多くのサイトで採用されています。一方で、送信完了後の動きだけは少し勝手が異なります。デフォルトではページ内に完了メッセージが表示されるだけで、Contact Form 7でサンクスページへ自動でリダイレクトする機能は標準では用意されていません。
リダイレクトは、特定の流入元ごとにリードを追跡したい場合や、送信後に資料ダウンロードページや次のアクション一覧を案内したい場合に特に役立ちます。そのため、回避策が必要になりますが、方法によっては想像以上に手間がかかったり、管理の設定が煩雑になってしまうことがあります。
この記事では、実際に試せるいくつかの設定方法を紹介するとともに、サンクスページ表示にとどまらない、よりスムーズに運用できる代替手段についても解説します。
Contact Form 7にサンクスページへのリダイレクト機能はある?
結論から言うと、標準機能としては用意されていません。
Contact Form 7 プラグインは、フォーム送信後も同じページ内で処理を完了し、サンクスページへのリダイレクトを行わずに JavaScript のメッセージで送信完了を知らせる仕組みです。シンプルなお問い合わせフォームであれば、この動作でも特に問題はありません。ただし、専用の完了ページを表示したい場合、たとえばコンバージョン計測を行う、資料ダウンロードへ誘導する、次の手順を案内するといった用途では、この仕様が制約になります。
Contact Form 7 でサンクスページにリダイレクトを実現する方法はいくつかありますが、設定や環境によっては思ったより安定しないことがあります。
- 最も一般的な方法は、JavaScriptです。送信成功のタイミングを検知し、カスタムの DOM イベントをきっかけにサンクスページへのリダイレクトを実行します。最初は問題なく動くことが多いです。しかし、運用を続けるうちにトラブルが発生するケースがあります。たとえば、キャッシュの更新、スクリプト読み込みのわずかな遅延、テーマやプラグインのアップデートなどがきっかけとなり、突然リダイレクトが動かなくなることがあります。
u0026lt;scriptu003endocument.addEventListener( 'wpcf7mailsent', function( event ) {n setTimeout( () =u003e {n location = 'http://example.com/';n }, 3000 ); // 3秒待ってからリダイレクトします。n}, false );nu0026lt;/scriptu003e- 2つ目の方法は、リダイレクト用のプラグインを使う方法です。Contact Form 7 multi-step や CF7 redirect thank-you page といったツールを使えば、フォームごとにサンクスページを指定できる設定を Contact Form 7 に追加できます。小規模なサイトであれば、手早く解決できる方法といえるでしょう。しかし、規模が大きくなるほど、保守対応・動作確認・引き継ぎ時の説明といった管理コストが増え、依存するプラグインが一つ増える負担が発生します。
これら2つの方法を使えば、確かに Contact Form 7 をサンクスページへのリダイレクトは実現できます。WordPress に慣れていれば、設定自体もそれほど難しくありません。ただし、長期的な運用では安定しないケースがあります。サイトのちょっとした変更やアップデートをきっかけに、突然動かなくなることもあります。
リダイレクトが必須でなければ大きな問題にはならないかもしれません。しかし、計測や広告流入、コンバージョン導線に関わる場合は無視できなくなります。そのため、多くの場合は、Jotformの WordPressプラグインのような別の選択肢を検討することになります。
Jotform:送信後のリダイレクトをノーコードで実現する方法
Contact Form 7 のサンクスページへのリダイレクトを、毎回の対処で維持するのが大変に感じてきたら、発想を切り替えるタイミングかもしれません。CF7 をどう補修するかではなく、WordPressフォームを作る段階からリダイレクトを前提に設計できるツールを選ぶという考え方です。Jotformは、このアプローチを標準機能として提供しています。
JotformのWordPress プラグインを使えば、フォームの見た目や動作はもちろん、送信後のリダイレクト先まで一通りコントロールできます。一度設定すれば、その後は細かな調整に追われることなく、安定して運用を続けられます。
Jotformでは、送信後の動作をあとから追加で組み込む必要はありません。フォームを公開する前の設定段階で、「送信後に何が起きるか」をあらかじめ定義できます。つまり、すべてのフォームが送信後の処理を前提に設計された状態になります。サンクスページへのリダイレクトは後付けの対応ではなく、初期設定の一部として扱われます。そのため、スクリプトの動作確認を繰り返したり、実際に発火するか様子を見る必要もありません。
さらに、リダイレクトを実際の運用に組み込むようになると、フォームは単なる入力窓口ではなく、業務フローの一部として扱われるようになります。Jotform には、その運用を支える機能があらかじめ揃っています。
- 豊富なテンプレートライブラリ:Jotformには数千種類のテンプレートが用意されており、問い合わせフォームのレイアウトも充実しています。
- ビジュアルエディタ:フィールドを画面上で直接動かしながら編集できます。
- 主要ツールとの標準連携:Google Sheets、HubSpot、Mailchimp、Slack、Salesforce など、実際の業務で使うサービスとそのまま接続できます。
- 40以上の決済ゲートウェイ:サンクスページの表示を決済成功と連動させたい場合にも対応できます。
- レポート機能を標準搭載:どのようなデータが届いているかを管理画面から確認できます。
- 共同作業機能:フォームをチームメンバーに割り当て、共同で管理できます。
- 500種類以上のウィジェット:電子サイン、カレンダー、位置情報、画像、評価入力など、デジタルフォーム向けの要素を追加できます。
- レポート作成ツール:送信データを見やすいレポート形式にまとめられます。
つまり、WordPressのフォームを単なる入力窓口にとどめず、運用に活かせる仕組みへと高めるための機能が一通りそろっています。
Jotformでフォーム送信後にサンクスページにリダイレクトする方法
設定はとても簡単です。まずは、Jotformでサンクスページを設定する手順ガイドに沿って準備を進めてみましょう。
- フォームビルダー内で、設定に移動し、次にサンクスページに進み、2つの方法のいずれかを選択します。
方法1:標準のサンクスページを使う
テンプレートを選び、内容を用途に合わせて調整します。テキストや画像、リンク、表などを追加して、必要な情報をまとめて表示できます。ボタンの設定も可能です。フォームへ戻る、別のフォームへ進む、回答のコピーをダウンロードする、入力内容を修正する、といった操作を案内できます。
さらに追加フィールドを配置すれば、回答内容をその場で表示できます。サンクスページを確認画面として活用することも可能です。
方法2:外部URLにリダイレクトする
既存のWordPress のサンクスページや予約ページ、コンバージョン後のオファーなど、指定したページへユーザーをリダイレクトさせる方法です。広告計測やトラッキングと連動させる場合によく利用されます。
設定はシンプルで、リダイレクト先のURL を入力するだけです。
Jotformが長期運用に向いている理由
Contact Form 7 では、リダイレクトはトラブルが起きやすいポイントのひとつです。
Jotformに移行して感じる大きな違いは、サンクスページが正常に動作することだけではなく、フォーム全体の体験そのものが安定します。一時的な対処を重ねるのではなく、長く運用できるフローを最初から構築できる点が大きな特徴です。
Jotformでは次のような機能を利用できます:
- 850種類以上の問い合わせフォームテンプレート(ほかにも多数のフォームテンプレートも用意)
- 柔軟な条件分岐ロジック
- ドラッグ&ドロップのフォーム作成ツール
- 500以上のウィジェット、40以上の決済ゲートウェイ、240以上の外部サービス連携
- レポート機能とチーム向けの共同作業機能
その結果、サンクスページは単に「送信ありがとうございました」と表示するだけのものではなくなります。次の行動を案内し、利用者の理解を深め、ブランドへの信頼感を高める役割を持たせることができます。一方、スクリプトの挙動に依存する Contact Form 7 のリダイレクトでは、こうした設計を安定して実現するのは簡単ではありません。
さらに、WordPress 側の管理もシンプルになります。テーマファイルを編集する必要はなく、アップデートのたびに JavaScript の動作確認を行う必要もありません。フォームを埋め込めば、そのまま運用できます。
リダイレクト、確認メッセージ、フォームロジックを一か所で管理できるようになると、保守の手間は大きく減ります。送信後に正しいページへリダイレクトしたかを気にするのではなく、その先の導線や活用に集中できるようになります。
Contact Form 7 の延長か、新しい運用設計か
シンプルなフォームで、送信後の動作に特別な要件がなければ、Contact Form 7 でも問題ありません。
ただし、サンクスページへのリダイレクトを業務フローに組み込むようになると、運用は複雑になりがちです。本来の設計にないスクリプトや追加プラグインに頼る必要が出てくるからです。
修正を重ねながら使い続けることもできますが、アップデートのたびに動作確認を行い、不具合を気にしながらの運用になりがちです。リダイレクトを前提に運用するのであれば、確認ページを標準機能として扱える環境の方が管理しやすくなります。Jotform は、そのような運用に適した選択肢のひとつです。まずは無料で試してみてください。
本記事は、Contact Form 7 の送信後にサンクスページへリダイレクトしたい WordPress ユーザーやサイト運営者、マーケティング担当者を対象としています。プラグインによる回避策と、Jotform のようなコード不要の代替手段の両方を比較しながら検討したい方に向けた内容です。



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