おすすめの発注管理システム7選
中小企業では、売上が伸びるにつれて、在庫管理や受注処理、出荷業務を手作業だけで対応することが難しくなる時期が訪れます。事業の成長は喜ばしい一方、注文数が増えるほど業務負担も大きくなり、正確かつ迅速な対応が求められるようになります。
注文処理や配送状況の管理がうまくいかない、配送に時間がかかる、顧客から低い評価を受けるといった課題がある場合は、発注管理システムの導入を検討するタイミングかもしれません。また、受注から出荷までの業務を効率化しながら、売上データの分析も行いたい場合にも役立ちます。表計算ソフトによる手作業での管理から発注管理システムへ移行することで、一連の業務をよりスムーズに管理できます。
発注管理システムとは?
発注管理システムとは、注文の受付や処理を効率化するクラウド型のシステムで、「OMS(Order Management System)」とも呼ばれます。複数の販売チャネルから入る注文情報を一元管理し、注文状況の追跡や管理を行えるほか、一連の業務フローを自動化・効率化できます。また、売上や在庫、受注・出荷状況などのデータを収集・分析できる点も特徴です。具体的な活用方法は、取り扱う商品やビジネスモデルによって異なります。
自社に合った発注管理システムの選び方
発注管理システムにはさまざまな選択肢があり、適したシステムは企業規模やビジネスモデル、必要な機能によって異なります。選定する際は、料金、外部サービスとの連携、在庫管理、分析・レポート、注文状況の追跡、顧客体験などを比較するとよいでしょう。
以下で紹介する発注管理システムの多くは、導入前にデモを利用できます。実際の操作性や機能を確認し、自社の業務に適しているかを見極めてから導入を検討しましょう。
おすすめの発注管理システム7選
ここからは、中小企業の業務フローを自動化し、注文状況の追跡や業務効率の改善に役立つ、おすすめの発注管理システム7選をご紹介します。
1. Jotform
コストを抑えながら発注管理を効率化したい場合、Jotformが役立ちます。1,800種類以上の無料オンライン注文フォームテンプレートや、無料で使える注文追跡ツールを提供しているほか、36種類の決済サービスと連携できます。
Jotformのオンライン注文フォームテンプレートを使えば、名前、メールアドレス、電話番号、請求先住所などの顧客情報を収集でき、注文収集プロセスを自動化し、安全に決済を受け付けることができます。既製の注文フォームをそのまま利用することも、基本的な注文フォームから作成して、Jotformのフォームビルダーで自社の用途に合わせてデザインや項目をカスタマイズすることも可能です。
さらに、無料のオンライン注文追跡ツールを、注文情報を管理するデータベースとして利用できます。顧客がフォームから注文すると、顧客情報、注文内容、決済確認などの情報が注文追跡ツールに自動で反映され、リアルタイムで最新の状況を確認できます。
注文追跡用のテーブルテンプレートは、Jotformのドラッグ&ドロップ操作でカスタマイズ可能です。列やタブの追加、データの絞り込み、色分けしたタグの設定に加え、表形式・カレンダー形式・カード形式を用途に応じて切り替えられます。
Jotformは、さまざまな決済サービスとの連携に対応しており、デビットカードやクレジットカード、ACH、電子小切手による支払いを受け付けることができます。利用したい決済サービスを選び、オンライン注文フォームや寄付フォーム、決済フォームに追加するだけで設定可能です。作成したフォームをWebサイトに埋め込むか、リンクで共有すれば、オンラインで決済を受け付けられます。
料金: 無料プランのほか、月額34ドルから99ドルまでの有料プランが用意されています。大規模な組織向けにはエンタープライズプランもあります。
2. QuickBooks Commerce
旧TradeGeckoとして知られるQuickBooks Commerceは、TradeGeckoの在庫・注文管理機能と、QuickBooksの財務管理、決済、レポート、会計機能を1つのプラットフォームに統合した発注管理システムです。Shopify、WooCommerce、Etsy、Squarespace、Amazonなど、さまざまなECサービスと連携できます。
導入時には、オンボーディング担当者に自社のビジネスを確認してもらい、QuickBooks Commerceが適しているかを判断できます。月間注文数が3万件以下、SKU数が2万点未満の企業に適しています。
料金: QuickBooks Commerceを利用するには、QuickBooks Onlineの契約が必要です。プランは月額35ドルから利用できます。
3. Extensiv Order Management(旧Skubana)
Extensiv Order Management(旧Skubana)は、在庫管理、販売チャネルとの連携、注文追跡、レポート・分析などをまとめて行える発注管理システムです。販売チャネルやCRM、倉庫、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)、POSシステムなどのデータを同期し、在庫保管コストの削減や資金効率の改善、顧客体験の向上を支援します。
さらに、需要予測や在庫の自動補充、在庫不足アラートなどの機能も搭載。「Orderbots」を利用すれば、注文、在庫、出荷・配送に関連する業務を自動化できます。これから事業を立ち上げる企業や、急成長中のブランド、オンラインマーケットプレイスで販売する事業者などを主な対象としています。
料金: 料金は要問い合わせです。営業担当に連絡すると、デモとあわせて自社のニーズに応じた見積もりを依頼できます。
4. Zoho Inventory
Zoho Inventoryは、在庫管理、配送状況の追跡、決済処理、請求書管理、シリアル番号・ロット管理、自動化、複数倉庫の管理などに対応した発注管理システムです。さらに、発注書やバックオーダーの作成、ドロップシッピングなど、受発注業務に役立つ幅広い機能を備えています。
Zoho InventoryのWebサイトから、無料の2時間のオンボーディングセッションを予約できるほか、業種や業務フローに合わせた個別デモも利用できます。特に、成長段階にある中小企業に適したシステムです。
料金: 有料プランは、月500件の注文に対応する月額29ドルから、月15,000件に対応する月額249ドルまでです(いずれも年払い)。月50件までの注文であれば、無料プランも利用できます。
5. ShipStation
多機能すぎないシンプルなシステムを求めている場合は、ShipStationが適しています。主に配送・出荷業務を効率化するサービスですが、基本的な注文管理や在庫管理機能も備えています。
注文データの取り込み・管理、配送ラベルの印刷、販売チャネルや顧客への追跡情報の送信などが可能で、多数の外部サービスとも連携できます。また、Webサイトからデモを予約でき、新規事業から既存事業まで、それぞれの状況に合わせて機能を確認できます。
料金:プランは月額9.99ドルから始まり、毎月最大50件の配送に対応し、月額399.99ドルで毎月無制限の配送に対応します。
6. HubSpot
HubSpotは、支払いと請求プロセスを可能な限りシンプルにする、もう一つのわかりやすいソリューションです。
このプラットフォームでは、ライブラリ内の製品用にカスタム決済リンクを作成でき、チェックアウトページやウェブサイトフォームに追加したり、メールで顧客に直接送信したりできます。
顧客はこれらのリンクにアクセスし、必要な詳細を入力して支払いを行うことができ、一方で統合ダッシュボード内で各リンクを追跡できます。各リンクに対応する製品、注文額、閲覧数、チェックアウト率を確認できます。
料金:Commerce HubでHubSpotの決済リンクを無料で使用できます。Stripe決済処理、製品ライブラリ、見積もりと請求書発行、サブスクリプション管理ツールなど、他のツールにも追加費用なしでアクセスできます。
7. OrderMS
OrderMSは、注文と在庫管理、倉庫、購買、返品管理、請求書発行と支払い、ダッシュボードとレポート機能、自動化機能を提供しています。このソフトウェアはさまざまな販売パートナーと統合されているため、リアルタイムで販売パフォーマンスを測定できます。その他のOrderMS統合には、Dropbox、Amazon、Shopify、Ebayなどがあります。詳細については、ウェブサイトからデモをスケジュールできます。
料金:有料プランは月額89.90ドルから始まり、月額149.90ドルまでです。無料プランも利用可能です。
チェックしてみたい他の発注管理システムツールには、以下のようなものがあります。
- Brightpearl
- Freestyle Solutions
- NetSuite Order Management
- Fishbowl Inventory
- InOrder
繰り返しになりますが、選択できる発注管理システムのオプションは豊富にあり、その多くが無料デモや製品スペシャリストによるガイダンスを提供しており、十分な情報に基づいた決定を下すのに役立ちます。発注管理のニーズが何であれ、予算とビジネス目標に合った理想的なソフトウェアソリューションが見つかる可能性があります。







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