2026年版 社内ポータルサイト ランキング
ひとつの規程やフォームを探すために、メール、共有ドライブ、チャットのメッセージ、さまざまな業務ツールを行き来しなければならないとしたら、日々の業務は本来よりも手間のかかるものになってしまいます。そこで役立つのが社内ポータルサイトです。
最新の社内ポータルサイトがあれば、従業員は会社の情報の確認、同僚とのコミュニケーション、ドキュメントへのアクセス、日常的な業務の処理を、ひとつの場所で行えます。ただし、2026年現在で利用できるプラットフォームには大きな違いがあります。社内コミュニケーションを重視するもの、ドキュメント管理や検索に強みを持つものがあり、ノーコードツールを使えば、自社の業務プロセスに合わせた社内ポータルを構築することもできます。
コミュニケーション、コラボレーション、検索、従業員のアクセス方法など、プラットフォームごとにアプローチが異なるため、最適な選択は自社の実際の働き方によって変わります。ここでは、おすすめの社内ポータルサイト5製品を、得意とする活用シーン、主な機能、料金体系、無料トライアルの有無という観点から比較し、自社に最適な製品を見つけるお手伝いをします。
社内ポータルサイト 比較:おすすめ5製品
| ツール | おすすめの用途 | 料金体系 | 無料トライアル |
|---|---|---|---|
![]() Microsoft SharePoint |
Microsoft 365を導入している組織 |
Microsoft 365 Business Basicは1ユーザーあたり月額7ドルから(年払い) |
Microsoft 365 ビジネス向けの30日間無料トライアルあり |
![]() Workvivo |
企業文化の醸成と従業員エンゲージメントの向上 |
ライセンス数や組織のニーズに応じた個別見積もり |
無料トライアルなし(個別デモあり) |
Jotformアプリ |
ノーコードで自社専用の社内ポータルサイトを構築したい場合 |
無料のStarterプランあり。有料プランは月額34ドルから(年払い) |
正式なトライアルはなし(無料のStarterプランあり) |
![]() Simpplr |
AI搭載の検索機能と従業員体験の向上 |
利用規模に応じた個別見積もり |
14日間のトライアルあり(提供状況による) |
![]() Staffbase |
マルチチャネルでの情報発信と現場スタッフ向けコミュニケーション |
従業員数や要件に応じた個別見積もり |
無料の個別デモあり(一般公開されている無料トライアルはなし) |
2026年版 社内ポータルサイト ランキング:おすすめ5製品
1. Microsoft SharePoint:Microsoft 365を導入している組織におすすめ
Microsoft SharePointは、すでにMicrosoft 365を活用している組織にとって、自然な選択肢となる社内ポータルサイトです。チームサイト、コミュニケーションサイト、ドキュメントライブラリ、アクセス制御、バージョン履歴、Microsoft Lists、検索機能を備えており、Microsoftのワークプレイスエコシステム全体と連携できます。
最大の強みは、Teams、OneDrive、Outlook、Microsoft 365アプリなど、従業員がすでに使っているツールとの親和性が高い点です。
- 主な機能:チームサイトとコミュニケーションサイト、ドキュメントライブラリ、バージョン履歴、Microsoft Lists、ファイルのアクセス権限、Microsoft Search、OneDrive連携、Microsoft 365連携
- メリット:SharePointはTeams、OneDrive、Outlook、Microsoft Listsなど、Microsoft 365の各ツールと緊密に連携するため、すでにMicrosoftのエコシステムを利用している組織にとって実用的な選択肢です。また、ドキュメントライブラリ、バージョン履歴、アクセス権限、検索機能により、社内ファイルや会社のリソースをどのように保管し、アクセスさせるかを細かく管理できます。さらに、小規模な部門サイトから、複数のチーム、コンテンツライブラリ、権限構造を持つ大規模な企業向け社内ポータルサイトまで、幅広く対応できます
- デメリット:整理された使いやすいSharePointの社内ポータルサイトを構築・運用するには、多くの設定やガバナンス、そして継続的なIT部門の関与が必要になる場合があります。Microsoft 365への依存度がそれほど高くない組織では、単体の社内ポータルサイトと比べて、エコシステムの利便性を感じにくいこともあります
- プラン・料金:SharePointの機能は、対象となるMicrosoft 365ビジネス向けサブスクリプションに含まれています。Microsoft 365 Business Basicは現在、年払いの場合で1ユーザーあたり月額7ドルからで、上位のBusiness StandardおよびPremiumでは、Microsoftのアプリや機能がさらに追加されます
2. Workvivo:企業文化の醸成と従業員エンゲージメントの向上におすすめ
現在Zoomの傘下にあるWorkvivoは、社内ポータルサイトとしての機能に、社内コミュニケーションやSNS型の従業員エンゲージメント機能を組み合わせたプラットフォームです。
ナレッジハブの作成、会社からのお知らせの発信、チームやトピックごとのコミュニティ運営、アンケートの実施、シャウトアウトやアワードによる従業員の表彰が可能です。また、モバイルアクセスにより、オフィス勤務の従業員だけでなく現場スタッフともコミュニケーションを取れます。さらにWorkvivoでは、オンボーディングや研修などのワークフロー向けに、エンプロイージャーニー機能も提供されています。
- 主な機能:ソーシャルフィード、ナレッジハブ、従業員の表彰、アンケートと投票、コミュニティ、社員名簿、モバイルアプリ、分析機能、エンプロイージャーニー、AI搭載の検索機能
- メリット:ソーシャルフィード、コミュニティ、従業員の表彰、アンケート、投票といった機能により、社内ポータルサイトを単なるドキュメントの保管場所としてではなく、従業員の参加を促すさまざまな形で活用できます。また、モバイルアクセスにより、オフィス勤務の従業員にも現場スタッフにも、会社のお知らせやリソースを共有できます。さらに、ナレッジハブとエンプロイージャーニーによって、コミュニケーション、リソース、オンボーディングなどの職場体験をひとつのプラットフォームに集約できます
- デメリット:Workvivoは標準料金を公開していないため、他の社内ポータルサイトと料金を直接比較するには、見積もりを依頼する必要があります。また、コミュニケーションやエンゲージメントに強く特化しているため、主にドキュメントの保管とシンプルな社内リソースハブを求めるチームにとっては、機能が過剰になる場合があります
- プラン・料金:Workvivoはライセンス数や組織の要件に応じた個別の料金体系を採用しており、個別デモと見積もりを依頼できます
3. Jotformアプリ:ノーコードで自社専用の社内ポータルサイトを構築したい組織におすすめ
Jotformアプリは、一般的な社内ポータルサイトとは異なるアプローチを取っています。あらかじめ決められた構造に合わせるのではなく、従業員が本当に必要としているリソース、フォーム、ワークフロー、情報に合わせて、チーム独自の社内アプリを構築できます。
Jotformのドラッグ&ドロップ式アプリビルダーを使えば、コーディング不要でアプリを作成できます。あらかじめ用意されたテンプレートから始めることも可能です。たとえば、イントラネットアプリは、社内のフォームやドキュメントをひとつの場所にまとめる際の出発点として活用でき、会社ポータルアプリや業務管理アプリは、その他の社内ワークフローをサポートします。
さらに、トラッキングフォーム、タスク割り当てフォーム、フィードバックフォームを追加して、従業員の情報を収集し、適切な担当者へ振り分けることもできます。送信されたデータはJotformテーブルで整理でき、Jotformの連携機能を使えば、フォームを他の業務ソフトウェアと接続できます。また、従業員による確認や電子署名が必要なワークフローには、Jotformサインの書類をアプリに埋め込むことも可能です。
- 主な機能:ドラッグ&ドロップによるアプリ作成、テンプレート、フォーム、タスク割り当て、フィードバック収集、Jotformテーブル、連携機能、電子署名、モバイルアクセス、会社のリソース管理。大規模な組織向けには、Jotformエンタープライズでシングルサインオン(SSO)、ロールベースのアクセス制御、コンプライアンス水準のセキュリティが追加されます
- メリット:ドラッグ&ドロップ式のツールとあらかじめ用意されたテンプレートを使って、コードを書いたり開発者を雇ったりすることなく、自社に合わせてカスタマイズした社内ポータルアプリを構築できます。タスクの割り当て、フィードバック、トラッキング、オンボーディング、従業員からの申請に使うフォームをアプリに直接追加できるため、社内ポータルサイトをインタラクティブな業務ツールとして活用できます。また、Jotformテーブル、連携機能、Jotformサインを活用すれば、情報共有にとどまらず、データ管理、連携したワークフロー、電子署名の収集にまで拡張できます。コンプライアンス要件がより厳しい組織向けには、Jotformエンタープライズで、一元化されたユーザー管理、データ暗号化、SSO対応、各種規制要件に対応するコンプライアンスオプションに加え、きめ細かな権限設定が可能なマルチユーザーアクセスも利用できます。これは、部門をまたいで連携する大規模な組織にとって便利です。さらに、Jotformは医療、教育、公共機関の組織でも利用されており、HIPAAおよびSOC 2に対応した機能も用意されています
- デメリット:Jotformアプリには、ソーシャルフィードや、プラットフォームを横断した統合ナレッジ検索など、専用の社内ポータルサイトに搭載されている一部の機能が含まれていません。また、フォーム数、送信数、ストレージなどの利用上限はプランによって異なるため、従業員数の多い組織では、上位プランやエンタープライズプランが必要になる場合があります
- プラン・料金:Jotformアプリには無料のStarterプランがあり、有料プランは年払いの場合、Bronzeが月額34ドルからです。その上には、利用上限がさらに高いSilverプランとGoldプランがあります。エンタープライズプランの料金は、大規模な組織向けに個別に設定されます
4. Simpplr:AI搭載の検索機能と従業員体験の向上におすすめ
Simpplrは、社内ポータルサイト、社内コミュニケーション、エンタープライズ検索、AIアシスタントをひとつにまとめた、従業員体験プラットフォームです。
検索機能は、従業員が各リポジトリを個別に検索しなくても、職場のさまざまなシステムを横断して情報を見つけられるように設計されています。SimpplrはSharePoint、Box、Dropbox、Google Driveなどのツールから情報を表示できるほか、パーソナライズされた社内ポータルのコンテンツやコミュニケーションも提供します。
- 主な機能:AI搭載の検索機能、パーソナライズされた社内ポータルのコンテンツ、マルチチャネルコミュニケーション、従業員エンゲージメントツール、分析機能、AIアシスタント、外部のナレッジソースとの連携
- メリット:AI搭載のエンタープライズ検索により、従業員は各ソースを個別に検索しなくても、社内ポータルサイトや連携済みの職場システムを横断して情報を見つけられます。また、パーソナライズ機能を使えば、役職、部門、従業員のニーズなどに応じて、より関連性の高いコンテンツを配信できます。さらに、社内コミュニケーション、分析、検索、従業員エンゲージメントの各機能がひとつの従業員体験プラットフォームに統合されています
- デメリット:Simpplrはボリュームに応じた個別の料金体系を採用しているため、ベンダーに問い合わせなければ、事前にコストを比較しづらい面があります。また、従業員体験に関する幅広い機能を備えているため、シンプルなドキュメントハブや会社ポータルだけを求める組織にとっては、機能が複雑すぎる場合があります。
- プラン・料金:Simpplrは、企業規模、複雑さ、サポート要件に応じた、ボリュームベースの個別料金体系を採用しています。トライアルも利用でき、大規模な組織は個別の料金プランを依頼できます
5. Staffbase:マルチチャネルでの情報発信と現場スタッフ向けコミュニケーションにおすすめ
Staffbaseは、社内ポータル、モバイルアプリ、メール、SMS、チャット、デジタルサイネージなど、複数のチャネルを通じて社内コミュニケーションを届けることを軸に設計されています。
このアプローチは、オフィス勤務の従業員と現場スタッフが混在する組織にとって、特に役立ちます。従業員向けアプリを使えば、現場スタッフもモバイルから会社のニュース、ドキュメント、社員名簿、業務ツールにアクセスでき、分析機能によってコミュニケーション担当チームはコンテンツのリーチやエンゲージメントを把握できます。
- 主な機能:従業員向け社内ポータル、モバイルアプリ、メール、デジタルサイネージ、分析機能、パーソナライズ、検索、アンケート、チャット、連携機能、コンテンツのオフラインアクセス
- メリット:Staffbaseは、社内ポータル、モバイルアプリ、メール、SMS、チャット、デジタルサイネージにまたがるコミュニケーションをサポートしており、従業員に情報を届ける手段を複数確保できます。モバイルファーストの機能により、普段デスクトップのパソコンで作業しない現場スタッフも、会社の情報にアクセスしやすくなります。さらに、分析ツールとパーソナライズ機能によって、コミュニケーション担当チームはコンテンツのリーチを把握し、従業員のグループごとにより関連性の高い情報を配信できます
- デメリット:Staffbaseは標準のサブスクリプション料金を公開していないため、従業員数、利用するチャネル、要件に応じた個別の見積もりが必要です。また、主にデスクワーク中心の従業員で構成される企業の場合、このプラットフォームが提供するモバイル、デジタルサイネージ、マルチチャネルコミュニケーションの機能をすべて活用する必要はないかもしれません
- プラン・料金:Staffbaseは標準の料金表を公開しておらず、従業員の構成、コミュニケーションチャネル、組織の要件に応じて料金が個別に設定されます
自社に合った社内ポータルサイトの選び方
最適なプラットフォームは、機能の数がもっとも多い製品かどうかよりも、従業員が普段どのように働いているかによって決まります。
Microsoft 365を積極的に活用している企業であれば、SharePointのほうが業務への影響を抑えて導入できる可能性があります。社内カルチャーやコミュニケーションを重視するチームはWorkvivoを優先的に検討するとよいでしょう。一方、エンタープライズ検索とパーソナライズを従業員体験の中心に据えたい組織には、Simpplrが適しています。Staffbaseは、デスクワーク中心の従業員と現場スタッフの双方に、複数のコミュニケーションチャネルを通じて情報を届ける必要がある組織向けに設計されています。
また、社内ポータルサイトそのものをどこまで自社でコントロールしたいかも検討しましょう。パッケージ型のプラットフォームは確立された構造をあらかじめ備えていますが、Jotformアプリのようなノーコードの選択肢なら、自社のフォーム、タスク、リソース、プロセスに合わせて社内ポータルサイトの体験を構築できます。
プラットフォームを決定する前に、従業員が本当に必要としている機能をまとめた要件リストを作成しておきましょう。Jotformのイントラネット機能チェックリストフォームは、その評価を始めるための出発点として活用できます。
Jotformアプリで自社専用の社内ポータルアプリを構築しよう
最適な社内ポータルサイトは、従業員の構成、既存のテクノロジー、そしてプラットフォームに求める役割によって異なります。ドキュメントの共同作業を重視するチームもあれば、従業員向けコミュニケーションやエンタープライズ検索を優先するチームもあり、社内ツールの整理方法をより自由にコントロールしたいというチームもあります。
自社のプロセスに合わせて体験をつくり込みたいチームには、Jotformアプリのノーコードによる社内ポータルサイトの構築方法がおすすめです。
まずはイントラネットアプリから始め、必要に応じて社員名簿、フォーム、ファイル、リンク、タスク割り当て、フィードバックのワークフロー、オンボーディング用リソースなどを追加していくことができます。たとえば、従業員オンボーディングアプリを使えば、新入社員向けのリソースも同じ社内環境にまとめられます。
その結果、決まった構造にチームが合わせるのではなく、自社の働き方に合わせた社内アプリを実現できます。
よくある質問
はい。Microsoft SharePointを使えば、社内ポータルサイト、コミュニケーションサイト、ドキュメントライブラリ、社内リソースのハブを構築できます。また、TeamsやOneDriveなど、ほかのMicrosoft 365ツールとも連携します。
まずは、規程、フォーム、社員名簿、お知らせ、オンボーディング資料、タスク依頼など、従業員にとってもっとも必要な情報とワークフローを洗い出しましょう。そのうえで、Jotformアプリを使ってコーディング不要でアプリを作成するか、用意されているイントラネットアプリをカスタマイズして、それらのリソースをひとつの場所にまとめられます。
この記事は、IT管理者、社内コミュニケーション担当チーム、人事・従業員体験の責任者、業務部門のチーム、そして社内ポータルサイトを比較したい方や、柔軟なノーコードの社内ポータルサイトを自社で構築したい方に向けた内容です。








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