アプリやウェブサイトの作成に興味があるなら、「フォーム」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。Webフォームやオンラインフォームは、ビジネスサイトやブログを運営するうえで欠かせない存在です。
フォームとは、基本的に情報を収集するための仕組みです。Webフォームは、その情報収集をオンライン上で行うフォームを指します。企業はフォームを使って、顧客とコミュニケーションを取ったり、アンケートを実施したりします。目的に沿って情報を整理しながら収集できるのが特徴です。フォームに入力された情報は、顧客の関心度を把握したり、その後のメールや電話でのフォローアップに活用されたりします。
また、フォーム自体は決して新しいものではありません。これまでに、会員登録フォーム、オンライン請求書、求人応募フォーム、顧客アンケートなど、さまざまなフォームを一度は利用したことがあるはずです。そして、優れたフォームに共通しているのは、シンプルで使いやすく、自然に入力できることです。フォームを作成する際は、ユーザーが迷わず入力できる設計を意識することが重要です。
しかし、フォームは単なる入力用の書類ではありません。非常に柔軟で多機能なツールであり、決済受付、商品の注文、ワークフローの自動化、在庫管理など、さまざまな業務に活用できます。
フォームには大きく分けて、「紙のフォーム」と「Webフォーム」の2種類があります。
紙のフォームとは?
紙のフォームは、管理が面倒で、記入や処理にも時間を要します。また、紙を使用するため環境負荷が大きいという側面もあります。その反面、いくつかのメリットもあります。
たとえば、あとで記入するために持ち運びやすいことや、Webフォームより正式な書類として受け入れられやすいこと、さらにインターネット接続がなくても利用できることなどです。
現在でも、病院や学校、金融機関、不動産関連企業など、さまざまな業界で利用されています。しかし、デジタル化の進展に伴い、紙のフォームは以前ほど一般的ではなくなりつつあります。
Webフォームとは?
一方、Webフォームは、企業の成長や業務拡大に欠かせない存在です。オンライン上で、決済、商品注文、新規顧客情報の収集、アンケート回答など、さまざまなデータを効率的に集めることができます。また、必須項目の未入力を通知したり、送信完了を確認できたりする機能も備えています。さらに、パスワード保護やデータ・メールの暗号化などのセキュリティ機能によって、安全に情報を送受信できる点も大きな特長です。
さらに、Webフォームはサイト訪問者の動向や投資対効果(ROI)の把握にも役立ちます。フォームの送信数を確認することで、どれくらいのユーザーがサイトを訪れたのか、また、どの程度関心を持っているのかを把握する指標として活用できます。
Webフォームにはどんな種類がある?
Webフォームは、HTMLフォームと呼ばれることもあります。ウェブフォームには、テキスト入力欄、空白フィールド、ラジオボタン、プルダウンメニューなど、さまざまな入力要素があります。また、CSS(Cascading Style Sheets)を使うことで、企業カラーやフォントに合わせてフォームデザインを自由にカスタマイズすることも可能です。
ユーザーがフォームに入力して送信すると、そのデータはWebサーバー側で処理され、SQL(Structured Query Language)データベースやPHP(Hypertext Preprocessor)などの仕組みを使って保存・管理されます。
電子フォームにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる役割や用途があります。
- 決済フォーム
- メール登録(オプトイン・オプトアウト)フォーム
- イベント登録フォーム
- 寄付フォーム
- 顧客フィードバックフォーム
- 求人応募フォーム
- リード獲得フォーム
- IT・サポート依頼フォーム
どの種類のフォームを利用する場合でも、最も重要なのは、必要なデータを適切に収集できることです。
効果的なフォームとは?
フォームは、分かりやすく、理解しやすく、そしてプロフェッショナルな見た目であるほど、ユーザーからの信頼を得やすくなります。
フォームを作成する際は、タイトル、見出し、説明文をできるだけ明確にし、シンプルな構成を心がけましょう。また、質問は論理的な順番で配置し、コピー&ペースト、自動入力、進捗バーなど、入力しやすくする機能を取り入れることも重要です。さらに、CTA(コールトゥアクション)ボタンを設置することで、ユーザーに次の行動を分かりやすく伝えられます。営業目的のフォームでなくても、行動を促す導線は有効です。
フォームを公開する前には、必ずテストと見直しを行いましょう。正しく読み込まれるか、見やすいデザインになっているか、色やフォントに統一感があるかを確認することが大切です。フォームが雑な印象だと、ユーザーは企業そのものにも同じ印象を抱いてしまう可能性があります。
フォーム作成ツールとは?
フォームについて理解し、自社サイトやアプリにどのようなフォームが必要を理解できたら、次に必要になるのがフォーム作成ツールです。フォーム作成ツールとは、オンラインフォームを簡単に作成できるツールのことです。
20,000種類以上の無料テンプレートと100種類以上の連携機能を利用できるため、業種を問わず柔軟に活用できます。Jotformを使えば、予約フォーム、フィードバックフォーム、決済フォーム、評価フォーム、お問い合わせフォームなど、さまざまなフォームを簡単に作成できます。
フォーム項目はドラッグ&ドロップで自由に配置でき、色やレイアウトも簡単にカスタマイズできます。さらに、コードを書くことなく、フォームの作成・テスト・ウェブサイトへの埋め込みまでを数分で行えます。
フォームは面倒なものと思われがちですが、ビジネスの成功には欠かせない存在です。フォームの役割や作成のポイントを理解することで、顧客やチームメンバーが入力しやすいフォームを作成できるようになります。その結果、ビジネスの成長に必要な情報を効率的に収集できるようになります。
写真提供:RDNE Stock project
コメントの送信: